8月12日から金曜ロードショーで”3週連続ジブリ祭り”が始まりました!
8月12日に第1弾として、ジブリ「天空の城ラピュタ」。
8月19日に第2弾として、ジブリ「となりのトトロ」。
そして8月26日に、最後となる第3弾が放送されます!
第3弾はジブリ「耳をすませば」です!
ということで今回は金曜ロードショーでジブリ「耳をすませば」放送!あらすじと魅力は?※ネタバレ含むを紹介していきます!
目次
「耳をすませば」について
僕がジブリで1番好きなのは「耳をすませば」ですかね‼︎#映画好きと繋がりたい #ジブリ好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/l1qTrvBW9e
— しゅーさん/Shu-san (@t_grarara3230) August 19, 2022
「耳をすませば」は最近では実写映画化されて有名になっていますよね!
その有名になった「耳をすませば」ですが、実は原作が漫画であることを皆さんは知っていましたか?
しかも漫画で連載されたのはたったの4回だけでした。
それなのにアニメ映画化されて人気になってますよね!
不思議ですよね!
その答えも含めてこれから「耳をすませば」がどんな作品なのか、作品解説とあらすじ、そして映画化になったきっかけは?を紹介していきます!
1.「耳をすませば」~作品解説~
「耳をすませば」は1995年7月15日に公開されました。
監督は宮崎 駿(みやざき はやお)さんと近藤 喜文(こんどう よしふみ)さんです。
原作は少女漫画雑誌「りぼん」で柊(ひいらぎ) あおいさんが連載していた漫画「耳をすませば」です。
スタジオジブリで第8作目になります。
興行収入は31.5億円になります。
2.「耳をすませば」~あらすじ~
読書が好きな中学3年生の少女”月島 雫(つきしま しずく)”。
雫は自分が借りた本の図書カードの全てに”天沢 聖司(あまさわ せいじ)”という人の名前があるのに気づき、心の中で気になっていました。
ある日、雫は親友である”原田 夕子(はらだ ゆうこ)”の相談を聞くために、夏休みの学校に来ていました。
雫はそのついでに図書室へ行き、本を借りていました。
そして夕子がやってきて、2人は外のベンチで話すことにしました。
夕子の相談を聞き終わって帰っていた雫でしたが、図書室で借りた本を先ほどのベンチに忘れたので引き返しました。
するとそのベンチで、雫が借りた本を読んでいる見知らぬ少年がいました。
雫はその少年から本を返してもらいましたが、その本に挟んであった自分が書いた歌詩を読まれていました。
少年は「コンクリートロードはやめたほうがいいと思うよ」と揶揄して去り、雫は「やな奴!」と怒りながら帰りました。
また別の日、雫は図書館に向かうために電車にのりました。
電車に乗った雫は、電車に乗っている不思議な太った猫を見つけました。
その猫のことが気になり、後を追いかけていきました。
追いかけて辿り着いた先にあったのは”地球屋”という小さな古道具屋でした。
雫はその地球屋をとても気に入り、また改めて来ることを決めて図書館に向かいました。
そんなある日、雫は夕子の相談を上手く解決することが出来ず、自己嫌悪になりながら地球屋に行きました。
地球屋であの不思議な太った猫と遊んでいると、雫の歌詞を揶揄したあの見知らぬ少年が現れました。
少年の家はこの地球屋でした。
そして雫がずっと気になっていた天沢 聖司はこの少年であることが分かりました。
ーここから雫の”恋”と”将来の夢”への物語が始まりますー
3.映画化になったきっかけは?
映画になったきっかけは、宮崎 駿さんがこの原作である漫画「耳をすませば」を気に入ったからです。
少女漫画雑誌「りぼん」で4回という短期連載の漫画でした。
宮崎 駿さんはスーパーで買った「りぼん」の中の漫画「耳をすませば」の第2回を読んで気に入りました。
そして宮崎 駿さんはこの漫画を映画化することに決めました!
ちなみに原作者の柊 あおいさんは担当から映画化することの報告を受けましたが、冗談だと思っていたそうです。
「りぼん」ではあまり人気がなかった作品がいきなり映画化すると言われたら、誰でも冗談だと思いますよね(笑)
「耳をすませば」~魅力~
先ほどまでは「耳をすませば」がどんな作品なのか、作品解説とあらすじ、そして映画化になったきっかけは?を紹介しました。
原作である漫画を宮崎 駿さんに読まれていなかったらこの名作は生まれなかった・・・
そう考えるとこれを見つけた宮崎 駿さんは本当に凄いですよね!
雫が地球屋を見つけて気に入ったように、宮崎 駿さんにとっての地球屋は漫画「耳をすませば」だったんですね!
次はその「耳をすませば」の魅力について紹介していきます!
1.魅力①~リアルな日常風景~
この映画ではじめに驚くのは、現実の生活の特徴を捉えたリアルな日常風景です!
冒頭で雫がコンビニで牛乳を買ってくるのですが、雫の母は牛乳を買ってくるだけなのに袋に入れてきたことに文句を言っていました。
他にも夏休み中の学校もリアルでした!
グラウンドでは部活に励む野球部とサッカー部がいました。
学校の中に入ると遠くから聞こえる野球の音やセミの鳴き声などがまさに夏休みの学校そのものでした。
このように「耳をすませば」はリアルな日常風景を上手く捉えている作品になっています。
私はこの映画を観ると学生の気分に戻れるので嬉しいです!(笑)
2.魅力②~リアルな街並み~
この映画の街並みはある街をモデルにしているので、とてもリアルな街並みになっています。
舞台のモデルとなったのは”東京都の多摩市”です。
ジブリ映画は背景を特にこだわっています。
なので東京都の多摩市をリアルに再現することが出来ています。
聖地巡礼をするファンの方達も多くいますので、機会があれば是非行ってみてください!
3.魅力③~カントリー・ロード~
この映画の主題歌である「カントリー・ロード」も魅力の1つです。
OPとEDで使われていますが、作中の中でも使われています。
地球屋で「カントリー・ロード」を雫が歌い、聖司がヴァイオリンで演奏していました。
その演奏の途中に、聖司の祖父とその友達が演奏に加わる場面があります。
この即席の演奏団が奏でる「カントリー・ロード」こそが、この映画の代表とするシーンだと思っています!
4.魅力④~夢への挑戦~
雫と聖司はそれぞれ夢があり、その夢のためにひたむきに挑戦する姿はこの映画の魅力の1つと言えます。
聖司の夢はヴァイオリン職人になることです。
中学を卒業後にイタリアに修行に行く計画を立てていましたが、聖司の両親は反対しました。
しかし、聖司は諦めることなく両親を説得し、イタリアに行くことを許されました。
そんな聖司を見て、雫もずっとやりたいと思っていた「物語を書く」ことに挑戦しました。
物語を必死に書いた雫は、自分の実力不足に気づき泣きました。
しかし、挑戦できたことを良かったと雫は思っていました。
そして雫は”小説家”になる夢を見つけ、これからもがんばることを決意しました。
この映画を観ていると何か新しいことに挑戦したい気持ちになるので良いですよね!
5.魅力⑤~雫と聖司の恋~
最後の魅力はこの映画のメインとなる雫と聖司の恋です!
雫と聖司は最初会った時にどちらともあまり良い印象は持っていませんでした。
さらに雫と聖司はお互いに素直になれない性格でした。
ですが、お互いのことを知っていくうちに惹かれあっていました。
特に聖司の頑張りが良かったですね!
自分の恥ずかしい気持ちを飲み込んで雫のクラスに行き、雫を呼び出していました。
中学生の時にこの呼び出しをしたら、皆当然騒ぎますよね(笑)
さらに映画終盤では朝方に雫を迎えに行き、丘の上でプロポーズをしました。
誰もがこのシーンを観てニヤけていたと思います!(喜)
~まとめ~
今週の金曜ロードショー楽しみですね🍃
「耳をすませば」私が1番好きな作品ですっ(^^)なんか平成感?懐かしい感じがあって、終始魅力たっぷりって感じで大好き、、、#ジブリ#耳をすませば#ジブリ好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/IU1pXeHBa9— りんな (@mimisuba32) August 23, 2022
今回は金曜ロードショーでジブリ「耳をすませば」放送!あらすじと魅力は?※ネタバレ含むを紹介しました!
皆さんは「耳をすませば」は好きですか?
「耳をすませば」は私が小学生の時に初めて観たのですが、最初はそこまで好きではありませんでした。
しかしそこから徐々に大人になっていくと、この作品の魅力に気づいていきどんどん好きになっていきました!
その「耳をすませば」が金曜ロードショーで放送すると分かった時は「おお!やったー!」と歓喜の声を上げちゃいました(笑)
皆さんも是非8月26日の金曜ロードショーのジブリ「耳をすませば」を一緒に観ましょう!
ご愛読ありがとうございました!