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ワンピース映画フィルムZ土曜プレミアムで放送!あらすじと見どころ・感想をネタバレあり/なしで紹介!

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ついにワンピース映画『FILM REDフィルム レッド)』の興行収入が150億円を突破し、歴代映画シリーズの興行収入ランキングで第1位となりました!

私と同じく熱狂的なファンの方々も観ていると思いますが、中には『FILM RED』から初めてワンピース映画を観られる方々もいると思います。

今回私は初めてワンピース映画を観られた方達に、是非ともおすすめしたいワンピース映画があります!

それはワンピース映画FILM Zフィルム ゼットです!

FILM RED』が公開される前までは、興行収入第1位だったワンピース映画です!

そして10月29日土曜プレミアムテレビ放送が決定しました!

ということで今回はワンピース映画『フィルムZ』土曜プレミアムでテレビ放送!あらすじと見どころ・感想をネタバレあり/なしで紹介していきます!

 

『FILM Z』について

まず最初に『FILM Z』について紹介していきます!

皆さんはこの映画がワンピースの原作と繋がっていることは知っていますか?

また、映画本編で出てくる青雉あおきじ)”というキャラが原作よりも早くに登場していることは知っていましたか?

詳細は本記事を読み進めていくと分かりますよ!

ではこれから『FILM Z』の作品解説時系列、そして青雉が原作よりも早く登場した理由を紹介していきます!

 

1.『FILM Z』~作品解説~

ワンピースの映画シリーズ第12作目となる作品です。

2012年12月15日に公開されました。

興行収入は68.7億円で、『FILM RED』を含めた歴代映画興行収入ランキングで第2位の映画作品です。

原作者尾田 栄一郎(おだ えいいちろう)”さんが総合プロデューサーを務めました。

ワンピース第2部2年後)の最初の映画作品となります。

・特別声優

  • 女優篠原 涼子(しのはら りょうこ)”・・・・・・NEO海軍の幹部”アイン
  • 俳優香川 照之(かがわ てるゆき)”・・・・・・NEO海軍の幹部”ビンズ

 

2.時系列

FILM Z』の物語は、魚人島編パンクハザード編の間の物語となっています。

ワンピースの映画は原作ではなく、アニメの進行具合を基準にして製作されています。

アニメで魚人島編が終了したのは、2012年11月25日でした。

そしてパンクハザード編が始まったのは、2013年1月6日からでした。

FILM Z』が公開された2012年12月15日は、アニメでは魚人島編が終了した時点となっています。

 

3.青雉が原作よりも早く登場した理由

青雉あおきじ)とは”海軍本部大将の男性キャラです。

青雉は通称の名であり、本名は”クザン”です。

第1部では海軍本部大将でしたが、2年後の第2部では海軍を辞めているキャラです。

その青雉原作の第2部で初登場したのは、2013年3月頃に発売した”週刊少年ジャンプ”に掲載されたワンピース第698話でした。

原作より約3ヶ月も早く映画に登場しました。

その理由は、脚本の”鈴木 おさむ”さんがFILM Z』の主軸となっている”海軍”の物語にするために、青雉を漫画よりも早く登場させたい尾田先生とスタッフに相談したからです。

 

『FILM Z』~あらすじ①~

先ほどまでは『FILM Z』の作品解説時系列、そして青雉が原作よりも早く登場した理由を紹介しました。

もう10年前のワンピース映画なのに、『FILM RED』が公開される2022年まで興行収入ランキングで第1位を維持していました。

凄いですよね!

そして青雉を原作よりも早く登場させたりと、この映画に力が入っていることが分かります。

では次に『FILM Z』のあらすじ①を簡単に紹介していきます!

 

1.謎の組織”NEO海軍”の襲撃

偉大なる航路(グランドライン)の後半の海”新世界”を航海している船長”モンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味

ある日、新世界を航海している麦わらの一味は、海で漂流している大柄な老人を救助した。

その大柄な老人の右腕には”海楼石(かいろうせき)”という悪魔の実の能力を無効化する石でできた巨大な武器バトルスマッシャーをつけていた。

ルフィは自分が海賊であることを告げると、大柄な老人は突然襲いかかってきた。

大柄な老人と交戦するルフィ達だったが、さらにそこに謎の組織の襲撃に遭ってしまう。

その謎の組織の名はNEO海軍大柄な老人NEO海軍総帥ゼット(CV:大塚 芳忠)であった。

 

2.ルフィ達を待っていた者

NEO海軍の襲撃から、何とか逃げることに成功した麦わらの一味

しかし、NEO海軍の幹部アイン”(CV:篠原 涼子)の悪魔の実”モドモドの実”の能力で、仲間のナミチョッパーロビンブルック体が12年前に戻されてしまった。

麦わらの一味ゼットを倒すために、火山温泉がある島”セカン島”で情報収集を開始した。

情報収集に向かないルフィゾロサンジブルックは温泉で休んでいた。

しかし、温泉で休むルフィ達の前に”海軍本部大将青雉あおきじ)”(CV:子安 武人)が待ち構えていた。

 

『FILM Z』~見どころ~

先ほどまでは『FILM Z』のあらすじ①を紹介しました。

重要なネタバレなしでのあらすじなので物語の序盤を紹介しました。

ここから先のあらすじは下のあらすじ②ネタバレあり)をご覧ください。

ルフィ達をたった1人で相手に出来るゼット強いですよね!

74歳の老人とは思えない強さです・・・

では次に『FILM Z』の見どころを紹介していきます!

 

見どころ①~2年間修業した麦わらの一味の戦闘~

第1部の最後で自分達の力不足を感じた麦わらの一味は2年間の修行に入り、2年後の第2部での麦わらの一味は格段に強くなっていました。

FILM Z』はその第2部の最初の映画作品であるため、麦わらの一味の戦闘に力が入っています!

麦わらの一味の全員に見せ場があり、2年間の修行の成果を披露していました。

特に凄かったのはゾロサンジ、そしてルフィの戦闘でした!

この3人のピリオ島での戦闘は観ていて鳥肌が立つほど迫力がありました!

 

見どころ②~ゼットのかっこいい生き様~

今回の敵キャラであるゼットの生き様はこの映画1番となる見どころと言えます。

ゼットの戦闘はバトルスマッシャーを使った強力でド派手な戦闘となっています。

その戦闘だけでもかっこいいのですが、ゼットの生き様はそれ以上にかっこいいです!

今までの映画の敵キャラは自分の私利私欲を満たそうとする悪のキャラでした。

しかしゼットは海賊という悪を滅ぼすという信念を持っており、その信念を貫くために自分の人生を懸けた魅力溢れるキャラとなっています。

そして映画の最後でゼットは、自分の信念とその信念を貫いた落とし前をつけるため最期の闘いをします。

ここは本当に良かったです!

 

『FILM Z』~あらすじ②(ネタバレあり)~

先ほどまでは『FILM Z』の見どころを紹介しました。

麦わらの一味を襲撃したゼットとは何者なのか?

そしてゼット最期の闘いとは?

その答えを含めたあらすじ②を簡単に紹介していきます!

※ここからは重要なネタバレを含んでいますので、読まれる方は自己責任でお願いします。

 

3.ゼットの正体と2度目の対決へ

青雉の登場に驚くルフィ達であったが、青雉ルフィ達にゼットの情報を教えるために待っていた。

青雉ゼット海軍本部大将黒腕のゼファーであったこと、そしてゼットが今ルフィ達のいるセカン島にいることを教えてきた。

そして情報収集をしていたナミ達と合流し、ゼットがセカン島の裏側にいることをつきとめた。

ルフィゾロサンジウソップは島の裏側に向かい、そこでゼット2度目の対決となった。

ゾロサンジNEO海軍幹部アインと”ビンズ”(CV:香川 照之)、そしてルフィゼットと1対1の戦闘となった。

 

4.セカン島の大噴火

NEO海軍と戦闘を続けていたルフィ達であったが、セカン島の火山が大噴火したことにより、ゾロサンジが闘っていたアインビンズは戦闘を中断し姿を消した。

一方、ゼットと戦闘しているルフィ海楼石の弾丸を受けてしまい、ゼットに敗れてしまった。

さらにゼットルフィが大切にしている麦わら帽子を奪っていった。

ウソップは倒れているルフィを担ぎ、ゾロサンジと共にセカン島からの脱出を試みる。

青雉の手助けのおかげで、何とかセカン島から脱出することに成功した。

そしてルフィ達が脱出した直後、セカン島は火山の大噴火により消滅してしまった。

 

5.ゼットの悲しき過去・・・そしてNEO海軍の結成

ゼットは子供の時から海軍に入隊しており、歳を重ねていくと共に着々と実力をつけていき、ついに海軍大将黒腕のゼファーとなった。

ゼファーは妻と子供もでき、順風満帆な人生だった。

しかし、ゼファー妻と子供は、ゼファーに恨みを持つ海賊に殺されてしまった。

ゼファーは悲しい気持ちを押し殺し、若い海兵達を育て上げることに情熱をそそいだ。

だがある日、ゼファーが率いる多くの新兵達を乗せていた訓練船が、悪魔の実の能力を持つ海賊に襲われてしまった。

新兵はアインビンズ以外全滅となり、そしてゼファー自身もその海賊に右腕を切り落とされ、重傷を負った。

ゼファーは海軍の科学者にバトルスマッシャーを右腕につけられ、生き残った新兵と共に遊撃隊を編成し、能力者の海賊を多く討ち取った。

そんなある日、ゼファーが率いた多くの新兵達を皆殺しにした悪魔の実の能力を持つ海賊が”王下七武海(おうかしちぶかい)”という政府公認の海賊として認められた。

ゼファーはその政府と海軍のやり方に耐え切れず、海軍を辞め、NEO海軍を結成した。

 

6.ゼットの目的

ゼットに敗れ、麦わら帽子も奪われてしまったルフィ

そんなルフィを見て心配する麦わらの一味の元に、再び青雉が姿を現した。

青雉ルフィ達にゼットの目的について話してきた。

新世界には”エンドポイント”と呼ばれる3つのマグマ溜りが存在する。

エンドポイントが全て破壊されると、新世界の海全てを焼き尽くす大破局噴火”が起こる。

ゼットの目的は3つのエンドポイントを破壊し、新世界の海賊達を新世界に住んでいる一般人もろとも全滅させることだった。

ゼットはエンドポイントがある”ファウス島”、”セカン島”を破壊しており、そして最後のエンドポイントがある島”ピリオ島”に向かっていた。

 

7.NEO海軍との最終決戦

ルフィ達の乗る海賊船”サウザンドサニー号”の修理を終えた仲間のフランキーと合流し、麦わらの一味ゼットのいるピリオ島へ向かった。

NEO海軍の艦隊を蹴散らし、麦わらの一味はピリオ島に到着した。

麦わらの一味NEO海軍の軍勢と戦闘になり、ゾロアインを倒し、サンジビンズを倒した。

ルフィゼットと3度目の対決になり、ルフィゼットバトルスマッシャーを破壊することが出来た。

そこからルフィゼット武装色の覇気を両腕に宿し、互いの信念を懸けた殴り合いとなった。

ルフィはボロボロになりながらも、ゼットに僅差で勝利することが出来た。

 

8.ゼットの最期

ゼットルフィに止めを刺せと要求するが、ルフィは気が済んだと言い、ゼットの要求を拒んだ。

そんなルフィの元に麦わらの一味が集まり、ゼットの元にはアインビンズが集まっていた。

しかし、そこに海軍大将黄猿きざる)”(CV:石塚 運昇)が率いる海軍の軍勢が現れた。

ゼットルフィ達、そしてアインビンズを逃がすために1人で海軍に立ち向かっていった。

アインゼットを止めようとするも、青雉が巨大な氷の壁を作り、ゼットに死に場所を作った。

そしてゼットはかつての教え子たちがいる海軍お前達に、最後の稽古をつけてやる!」と宣言し、凄まじい特攻をしかけた。

そしてゼット自分の信念を貫いた人生に幕を閉じていった。

 

『FILM Z』~感想(ネタバレあり)~

先ほどまでは『FILM Z』のあらすじ②ネタバレあり)を紹介しました。

FILM Z』は原作者である尾田先生が男の映画と言っていました。

まさにその通りの映画でした!

ゼファー先生かっこよかったですよね!

では次に『FILM Z』で私が良かったと思うシーンを紹介していきます!

 

1.青雉がかっこいい!

今回の映画で登場した青雉は、ルフィ達に情報をくれたり、セカン島から脱出する時も手助けしてくれました。

セカン島で観光客を噴火から守ったり、ルフィ達を火砕流から守ったりする青雉はとてもかっこよかったですよね!

特にかっこよかったのは、映画のラストでゼットの墓の前で泣くアインビンズ青雉が言った言葉でした!

泣くな!男が自分の人生に、一本筋を通して逝ったんだ。かっこいいじゃねぇか

青雉ゼファー先生のことを本当に尊敬していたんですね・・・(泣)

 

2.ゾロ、サンジの戦闘が凄い!

ピリオ島でのゾロサンジの戦闘は本当に凄かったです!

ゾロアインの戦闘はスピーディかつ迫力のある戦闘でした。

ゾロが途中で峰打ちに切り替えてアインを倒したのは良かったですよね!

サンジビンズの戦闘は空中戦で縦横無尽に闘っていました。

ビンズは”モサモサの実”の能力で植物を操り、サンジは”空中歩行(スカイウォーク)”で空を駆けて闘うド派手な戦闘で、観ていてとても楽しかったです!

 

3.ルフィとゼットの殴り合いが熱い!

ルフィゼットバトルスマッシャーを破壊してからの殴り合いが熱かったです!

ルフィ海賊王になる信念を、ゼット悪を滅ぼす正義の信念を懸けての殴り合いでした。

まさかワンピースでこういう男の意地のぶつかり合いみたいな殴り合いを観れるなんて思いませんでした!

そしてお互いが自分の信念を言いながら、最後の攻撃をするシーンは燃えました!

”海賊王”に俺はなる!!!

俺の名は”ゼット”だ!!!

 

4.ゼファー先生の最期は泣いた

ルフィと信念を懸けた殴り合いをしたゼットルフィのことを認め、ルフィ達とアインビンズを逃がすために、たった1人で海軍の軍勢と闘うことを決めました。

ゼットはこの時ルフィのことを初めて名前で呼んでくれたので、認めてくれたんですよね。

そしてアインゼファー先生を止めようとしますが、青雉ゼファー先生のために氷の壁を作り死に場所を作ってくれました。

ゼファーは自分の死に場所を作ってくれたクザン青雉の本名)に礼を言い、アインは氷の壁を叩きながら必死にゼファー先生を止めようとしていましたね。

この一連のやりとりで私は既に泣いていました・・・

そしてゼファーは海軍と闘っていき、傷ついていくゼファー先生の姿を見た1人の海軍中将が静かに涙を流していました。

いくら敵とはいえ、自分の恩師を手にかけるのはやっぱり辛いですよね・・・

挿入歌海導も流れて本当に感動しました・・・

 

~まとめ~

今回はワンピース映画『フィルムZ』土曜プレミアムでテレビ放送!あらすじと見どころ・感想をネタバレあり/なしで紹介しました。

FILM Z』は私がワンピース映画の中で1番好きな作品です!

第2部の最初の映画なので、キャラ数もそこまで多くありません。

ですが、キャラ数が少ないということは内容が深く、キャラ1人1人に当たる時間も多い作品となります。

これこそがこのFILM Z』の魅力といえます!

まだ観てない方、そして観ている方もまた是非『FILM Z』を観てみてください!

ご愛読ありがとうございました!