スパイファミリーロイドとドノバンデズモンドが初対面!?ネタバレありで25話感想とあらすじを紹介！

ついにイーデン校で”懇親会”が開かれることになった。

懇親会では、星（ステラ）を8つ獲得した生徒”皇帝の学徒（インペリアル・スカラー）”とその親、及びそのOBだけで開かれる伝統行事であり、政財界の重要人物等が参加している。

父”ロイド・フォージャー”コードネームは”黄昏（たそがれ）”（CV:江口 拓也）は懇親会の会場に潜入しようと目論んでいたが、その会場が首脳会談並の厳重な警戒体制であるため潜入を諦めることにした。

オペレーション〈梟〉（ストリクス）の目的は、東西平和を脅かそうとする危険人物”ドノバン・デズモンド”と”継続的に”親しくなって情報を聞き出すことである。

そのため黄昏が懇親会の誰かに変装をしてドノバンに接触したとしても、継続的に親しくなるのは不可能であり、疑念でも持たれては用心深いドノバンが懇親会に2度と現れなくなってしまう。

黄昏はロイド・フォージャーとして接触するのが最善と判断し、今回の懇親会は下見程度にすることにした。

懇親会があるため半日授業となり、皇帝の学徒以外の生徒は下校することになった。

多くの生徒が下校する中、デスモンド家の次男”ダミアン・デスモンド”（CV:藤原 夏海）は皇帝の学徒である兄”デミトリアス・デズモンド”（CV:市川 蒼）に父と会う約束をとりつけてもらっていたので学校に残ることにしていた。

娘”アーニャ・フォージャー”（CV:種崎 敦美）はダミアンの心を読んだことで「（次男今日”悪のボス”と会うつもり･･･）」と理解し、ダミアンを尾行してドノバンと直接対決しようと企んでいた。

しかしアーニャの尾行はバレバレであり、ダミアンにすぐにバレてしまった。

ダミアンに馬鹿にされ腹が立ったアーニャは一緒についてきていた友達”ベッキー・ブラックベル”（CV:加藤 英美里）に「アーニャもう一度あいつを殴ろうと思う」と打診していた。

ベッキーに殴るのを止められたアーニャはイーデン校に潜伏していた黄昏もドノバンと会おうとダミアンの尾行を始めたことを読み取り「待って～アーニャもボスと闘う～！」とダミアンの尾行を再開した。

懇親会の会場を見学していたダミアンは一緒についてきていた取り巻き達からドノバンがこの懇親会のトップに君臨する凄い人物だと言われたことで、「俺なんかに構ってる暇あるわけない･･･」と悲観的になり会うのをやめようとしていた。

しかし尾行していたアーニャから「次男ビビってる、アーニャには分かる」と言われ、さらに国語で50点をとってしまったことが父にバレるのを恐れていることが指摘された。

そして自分の父を好きで信用しているアーニャから「アーニャ赤点のテストでも堂々と見せることにしている！」と自信満々に言われたダミアンは考えを改め、待ち合わせしている中庭へと向かい父を待つことにした。

アーニャもドノバンに会おうと中庭で待っていたが眠ってしまい、ブラックベル家に仕える使用人”マーサ”（CV:津田 匠子）に抱えられてベッキーと共に帰っていった。

ドノバンの車が会場に入り中庭へと向かっていることを確認した黄昏は、中庭に先回りしてアーニャの父親”ロイド・フォージャー”としてダミアンに会っていた。

黄昏はアーニャの羊のキーホルダーの偽物をダミアンに拾わせておいたので、それを口実にして会い、アーニャが入学式でダミアンを殴り飛ばしたことを謝罪していた。

するとその時、ついにオペレーション〈梟〉の最終目標人物である”ドノバン・デズモンド”（CV:土師 孝也）が姿を現した。

ドノバンのSP達が黄昏を下がらせようとするが、ドノバンは黄昏がここにいるのを許可した。

すると黄昏は「申し遅れました。私･･･ロイド・フォージャーと申します」と名乗り、ドノバンの本質を見抜くための会話が開始された。

黄昏は自分の娘であるアーニャがご子息であるダミアンを殴ってしまったことをドノバンに謝罪し後日デズモンド家に改めてお詫びに伺うと言ったが、ドノバンは「いや結構、子供同士の喧嘩だろ？」と笑顔で答えていた。

それを聞いていたダミアンは「（やっぱり俺の事なんてどうでもいい･･･？）」と思い、ドノバンにもっと怒ってもらおうとしていた。

しかしドノバンがそのダミアンに怒っていることを悟ったダミアンは「何でもないです、ごめんなさい･･･」と謝っていた。

そんなダミアンを見た黄昏はアーニャの教育を徹底すると約束したが、自分の子供を完璧にコントロールするのは難しいことをドノバンに言った。

するとドノバンは「･･･君は正しい、血の繋がった子であろうが所詮は”他人”。他人を真に理解するのは”不可能”だ」と冷徹に答えた。

その答えを聞いた黄昏は「（だから他国を武力でねじ伏せるのか･･･それがお前の本質かデスモンド･･･？）」と内心怒りながらもその答えに賛同していた。

黄昏は自分が精神科医をしているが患者の心を1割も理解出来ていないことを言い出したが、「大切なのは”それでも歩み寄る努力”です」とドノバンに答えた。

歩み寄る努力として”対話の機会を設ける”ことが大切であり、そして黄昏は元気の無いダミアンの肩に手を優しく置き、ドノバンが忙しい中息子であるダミアンに会う時間を作ったのは歩み寄ろうと努力したのだと指摘した。

ドノバンが「･･･君は正しいとも言える」と黄昏に言ったのを聞き、さらに黄昏から「アーニャがダミアンの職業調査の発表を褒めていた（※嘘）」と聞いたダミアンは驚き喜んでいた。

黄昏はダミアンの職業調査の発表でドノバンの国家統一党での仕事に興味を抱いて講演会にも参加しようと芝居をし、ドノバンに名前を覚えてもらえるぐらい気に入られていた。

ドノバンの次の予定の時間が迫ってきたことでここが潮時と判断した黄昏は、ダミアンにアーニャが褒めていたという話（※嘘）を内緒にしてもらうようにお願いし去っていった。

ドノバンに今回の待ち合わせの要件を聞かれたダミアンはロイドとアーニャからの言葉を思い出し、星（ステラ）を獲得出来たことや図工で作ったぐりほんが金賞を獲ったこと、そして国語で50点をとってしまったことを正直に報告した。

するとドノバンから「そうか、よくやった」と褒められ「ダミアン、デズモンドの名に恥じぬよう引き続き励め」と激励されたことでダミアンは目を輝かせて喜んでいた。

その様子を隠れて見ていた黄昏はデズモンドの親子間の距離を掴むことが出来た。

しかしドノバン・デズモンドは掴みどころのない人物であることを理解し、黄昏はこの情報を所属機関である”WISE”に持ち帰り検討することにした。

そして母”ヨル・フォージャー”（CV:早見 沙織）と娘”アーニャ・フォージャー”の待つ自宅へと帰宅した黄昏は、アーニャが幸せそうに寝ているのを見て「（こいつは悩みなんて無さそうだな。･･･それに何言ってるか意味不明）」とため息をついて思っていたのであった。