2022年秋アニメとして放送されているアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』。
女子高生達による”ガールズバンド”の物語です。
”令和のけいおん!”といえる作品です!
10月9日に第1話が放送されてから、瞬く間に大人気となりました!
そして12月25日に最終回となる第12話「君に朝が降る」が放送されました!
前回の第11話のあらすじと感想をこちらに書いていますので、おさらい用として是非ご覧下さい。
ということで今回はぼっちざろっくひとりのボトルネック奏法がやばい!ネタバレありで最終回感想とあらすじを紹介していきます!
目次
『ぼっち・ざ・ろっく!』第12話~あらすじ~
前回の第11話では、ひとりが結束バンドの皆と共に文化祭を楽しんでいました。
そしていよいよ結束バンドによる文化祭ライブの幕が上がりました。
ひとりは自分の応援には誰も来ていないと予想していましたが、ひとりの家族とファン、さらに先輩バンドマンであるきくりが応援にきてくれていました。
予想通りじゃなかったことに嬉しくなったひとりは、自信満々の顔になり第1曲目が開始されました。
今回の第12話は、結束バンドの文化祭ライブの話とその後日談の話となります。
では第12話「君に朝が降る」のあらすじを簡単に紹介していきます!
1.ひとりの機材トラブル
第1曲目のオリジナルソング『忘れてやらない』の演奏が終了し、会場は大歓声に包まれていた。
リードギター”後藤 ひとり”(あだ名は”ぼっち”)(CV:青山 吉能)は意外と盛り上がったことに驚いていたが、父から譲り受けていた自分のギターの調子がおかしいことに気づいた。
ひとりを応援していた”廣井(ひろい) きくり”(CV:千本木 彩花)もひとりのギターの調子がおかしいことに気づいていた。
次の第2曲目のオリジナルソング『星座になれたら』の演奏が始まったが、ひとりはギターの1弦と2弦の調子が合わないことに気づいた。
そして演奏が進んでいる中でギターの1弦が切れ、せめて2弦のチューニングをしようとしたがギターのチューニングを担うペグ(調律を整える部品)までもが壊れてしまった。
2.ボトルネック奏法
もうすぐでひとりのソロ演奏となり、ギターの1弦と2弦が使えなくなったひとりは「(せっかくの文化祭ライブが私の機材トラブルで台無しに・・・どうしようどうしようどうしよう)」と酷く焦っていた。
するとその時ギターボーカル”喜多 郁代(きた いくよ)”(CV:長谷川 育美)が即興のアドリブでひとりのソロ演奏までの時間稼ぎをしていた。
喜多に稼いでもらった時間でひとりはきくりが飲んでいたワンカップ酒の瓶を取り、”ボトルネック奏法”でソロ演奏をやり遂げた。
そして第2曲目の演奏が終了し、ドラム”伊地知 虹夏(いじち にじか)”(CV:鈴代 紗弓)が「今日は本当にありがとーー!!」と叫び、会場は熱狂の嵐に包まれた。
弦が切れても頑張ったひとりにも称賛の声が多く届き、それに嬉しくなった喜多が「ほら後藤さん、一言ぐらい何か言わなきゃ!」とひとりにマイクを手渡した。
3.伝説のロックスター
喜多から予想外の無茶振りをされ、ひとりは”何か面白いことをやらなければ”という謎の概念にとらわれていた。
するとひとりはきくりを見てあることを思い出した。
きくりが自身のライブで観客達に向かって飛び込み、観客達に支えられている場面を思い出したひとりは自分も同じことをしようとステージから観客達のいる所へ飛び込んだ。
しかし観客達はひとりが何をしたいのか分からなかったので、飛び込んだひとりは観客達に避けられて床へと綺麗にダイブして意識を失った。
悲鳴が飛び交う中でベース”山田 リョウ”(CV:水野 朔)は「お前は”伝説のロックスター”だ!www」と涙を流しながら笑い、きくりも「ぼっちちゃん最高!www」と腹を抱えて笑っていた。
4.ひとりちゃん
保健室で目覚めたひとりは以前のように喜多に付き添われていたことに気づき、文化祭ライブを台無しにしたことを謝罪した。
ひとりはいつの間にかギターの演奏が上手くなっていた喜多を褒め、嬉しくなった喜多から「これからももっとギター頑張るから教えてね、後藤さ・・・”ひとりちゃん”」と言われていた。
この後きくりと虹夏の姉”伊地知 星歌(いじち せいか)”(CV:内田 真礼)も加えて結束バンドの打ち上げ会になっており、喜多は先に保健室を後にした。
そしてついに文化祭は終了し、メイド喫茶をしていた自分の教室が元の姿に戻っているのを見たひとりはどこか寂しい表情をしていた。
しかしそこに通りかかった生徒達から「あ、ダイブの人」「ああ、ロックのやべー奴か」と聞いたひとりは「(いつか・・・いつか高校辞めてやる!)」と固く決意していた。
5.父のサプライズ
家に帰宅したひとりは父”後藤 直樹(ごとう なおき)”(CV:間島 淳司)に父のギターを壊したことを土下座して謝っていた。
父は自分のギターが壊れたことを気にしていなく、むしろライブ中に壊したことで何故か興奮していた。
そして父からひとり専用のギターを買うことを勧められたが、ひとりはそんなお金は持ち合わせていなかった。
すると父は突然30万もの大金をひとりに渡し、ひとりは「お父さんまさか闇営業!?こ、こんな黒いお金受け取れないよ~!」と断っていた。
しかしこのお金はひとりが”ギターヒーロー”として投稿した動画の収益であり、父はひとりが困った時に渡そうと内緒にしていたのであった。
6.超スーパーぼっちちゃん
ひとりは10万前後のギターを買えば2年近くはアルバイトしなくてもライブ出来ると思い、「よし!バイト辞めよう!」と決意し『ドラゴンボール』のように気が高ぶっていた。
翌日アルバイトのためにSTARRYに来ていたひとりは、「(仕事を辞めれると思ったら謎のパワーが無限に湧いてくる!早速店長さんに言いに行こう!)」とさらに気を高め”超スーパーぼっちちゃん”へと進化していた。
しかし星歌から「あぁん?バイトが何だって?」と強面で言われ、怖くなったひとりは「あ・・えと・・その・・これからも真剣誠意心血注いで仕事頑張りましゅ・・・」と意気消沈しながら決意表明することになってしまった。
ゴミ箱に入って落ち込んでいたひとりだったが、虹夏からの誘いで楽器屋に行くことになった。
するとひとりは店長に何か献上すれば辞めさせてもらえるかもと考えたが、星歌から「特にない!」ときっぱり言われたことで「(・・・終わった)」と涙目になっていた。
7.結束バンドの楽器屋での奇行
楽器屋に到着した結束バンドであったが、ひとりは楽器屋の店員に話しかけられないようにするためヘドバンしながら入店していた。
虹夏と喜多は様々なピックを見てイヤリングにしようとしたり、ひとりが店員に心配されながらも今だにずっとヘドバンしているのを見たリョウは「楽器見ろや」と珍しくツッコミを入れていた。
しかしリョウも試奏で本気を出して店員にドヤっていたりとボケをかましていた。
そんな中ひとりはヤマハ製のある黒いギターに「(これかっこいい・・・)」とずっと目を奪われていた。
するとそこの楽器屋の店長からもオススメされたひとりは、突然話しかけられたことに驚いて人形のように意識を失っていた。
そこへひとりの扱いに慣れている喜多がひとりのことを腹話術のように操り、ひとりがこのギターを買いたいことを店長に伝えていた。
8.ひとりとギター
ひとりがギターを購入し、これからどうするか話していた結束バンドであったが、リョウは「今日は解散。ぼっち、早くギター弾きたいでしょ?」とひとりに言った。
結束バンドは次のライブに向けて楽しく打ち合わせしながら帰路についていた。
翌日、鏡の前で自分が初めて購入した新しいギターを構えてそのかっこよさに見惚れていたひとりであったが、背後に置いていた父のギターに気づき「ごめんなさい!君のことも忘れてないよー!許してー!」と土下座して謝っていた。
父のギターはギターヒーローの活動拠点である押し入れに大切に飾り、新しいギターを背負ったひとりは「行ってきます」と言い学校へと向かった。
そしてひとりは「(今日もバイトかぁ~)」といつもの日常へと戻っていった。
『ぼっち・ざ・ろっく!』第12話~感想~
先ほどまでは『ぼっち・ざ・ろっく!』第12話のあらすじを紹介しました。
ギターが壊れるという波乱な展開となりましたが、”ボトルネック奏法”で何とかなって良かったですね!
ボトルネック奏法は別名”スライド奏法”とも呼ばれており、瓶等を使って任意の位置で弦に接触させて発音させる演奏技術のことです。
これをあの土壇場でやるぼっちちゃん・・・やはり天才か!
では次に第12話の感想を紹介していきます!
アジカンカバー曲でのEDが最高だった!
ぼっちざろっく、次週最終回でキャラ名もだけどタイトルが全部アジカンの曲名なのに加えて最初と最終話をアジカンの中で最も身近で内向的な”転がる岩、君に朝が降る”で締め括るの粋すぎるな…#ぼっち・ざ・ろっく pic.twitter.com/Ex126AzkH9
— たけ (@taketakenana) December 17, 2022
『ぼっち・ざ・ろっく』のタイトルは第8話を除いて全てASIAN KUNG-FU GENERATIONの曲名でした。
今回の第12話のタイトル「君に朝が降る」は第1話のタイトル「転がるぼっち(岩)」と繋がっていて凄い粋な演出でした!
そして何よりも驚いたのはEDで流れた曲がアジカンの曲『転がる岩、君に朝が降る』のカバー曲でした!
ボーカルは後藤 ひとりであり、声優を担当している”青山 吉能(あおやま よしの)”さんは歌手もされている女性です。
アジカンの曲を青山さんの明るい声で歌われており、最高のEDでした!
ひとりを支える喜多ちゃんに感動!
#ぼっち・ざ・ろっく
ぼっちちゃんのピンチに気付いてアドリブ入れた喜多ちゃん、それに答えるぼっちちゃん、ぼ喜多尊い✨ pic.twitter.com/byewYHrsqT— IROHA (@iroha_domin) December 24, 2022
いつも支えられていた喜多ちゃんが今回はひとりを支えていて本当に感動しました!
ひとりが機材トラブルに陥っていた時に、普段ひとりに助けてもらっていた喜多ちゃんが即興のアドリブで繋げてひとりを助けた場面はめちゃくちゃかっこよかったですよね!
そしてその時に喜多ちゃんが「(皆に見せてよ、本当は後藤さんは凄くかっこいいんだってところを!)」と目でひとりに語っていました。
喜多ちゃんのその意思を受け取ったひとりの目に力が戻り、土壇場のボトルネック奏法で再び演奏を開始した場面は涙無しでは観られませんでした・・・
ひとりの土壇場でのボトルネック奏法、そして喜多ちゃんの即興のアドリブ・・・2人とも最初の頃に比べて本当に成長していましたよね!
ひとりと喜多の高校の文化祭で2人にこんな演奏されたら絶対人気者になりますよ!
・・・ひとりは別の伝説を作ってしまいましたけど(笑)
『ぼっち・ざ・ろっく』のネタが極まっていた!
前半に超クオリティのライブとぼ喜多で熱狂させ、後半で一気にギャグに全振り…これが「ぼっち・ざ・ろっく!」か…!!#ぼっち・ざ・ろっく pic.twitter.com/dcDCoZm2aT
— 熊太 (@mahoiku4) December 24, 2022
ぼっちちゃんドラゴンボール読んでそう pic.twitter.com/2Ou4jpqAW2
— リュッセイ (@gundam796) December 25, 2022
前半は感動的な文化祭ライブでありましたが、後半では一気にネタ祭りとなっていて面白く最終回を観ることが出来ました!
ひとりのステージダイブやヘドバンしながらの入店、マッチョ姿の虹夏がギターとベースでドラムを叩いて演奏をしたりしていたのは爆笑しました!
他にも書ききれないぐらいネタがありましたが、その中でも特に面白かったのはひとりが『ドラゴンボール』のように超サイヤ人となった場面でした。
第9話ではヤムチャのように倒れていたひとりでしたが、今回の第12話でひとりはついに超サイヤ人となったのは本当にやばかったです!(笑)
しかも超サイヤ人となったきっかけが「バイトを辞めれる」という以下にもひとりらしいのが最高でした!
「バイトを辞めれることによって目覚めた伝説のぼっち・・・超ぼっち人!後藤ひとりだぁ!!」
こういうことですよね!(笑)
その後星歌の強面にすぐに意気消沈するオチも完璧すぎました!(笑)
やはり『ぼっち・ざ・ろっく』は笑って終わるのが1番ですよね!
~まとめ~
ぼっち・ざ・ろっく!最終回お疲れ様でした!
毎週最高に楽しい時間をありがとうございました!🎸二期来いー!#ぼっち・ざ・ろっく pic.twitter.com/QnmPg1mkUz— 熊太 (@mahoiku4) December 24, 2022
今回はぼっちざろっくひとりのボトルネック奏法がやばい!ネタバレありで最終回感想とあらすじを紹介しました。
ついに『ぼっち・ざ・ろっく』の最終回となってしまいましたね・・・
私の中ではまだこのアニメは新作アニメの感じが残っており、毎話新鮮な感じで観ることが出来ていました。
それがついに終わってしまい毎週の楽しみが無くなってしまいました・・・
でもこの『ぼっち・ざ・ろっく』は2022年に放送されたアニメの中でもトップクラスで面白かった作品です!
なので2期も絶対に来てくれると確信しています!
楽しみにお待ちしております!
ご愛読ありがとうございました!