ぼっちざろっくひとりがギターヒーローだとバレる！？ネタバレありで8話感想とあらすじを紹介！

結束バンドのライブ当日に台風が直撃してしまい、”後藤 ひとり”（あだ名は”ぼっち”）（CV:青山 吉能）の父と母、ギターボーカル”喜多 郁代（きた いくよ）”（CV:長谷川 育美）の友達も来られなくなってしまった。

ドラム”伊地知 虹夏（いじち にじか）”（CV:鈴代 紗弓）が落ち込んでいる皆を元気つける中、以前ひとりと路上ライブをした”廣井（ひろい） きくり”（CV:千本木 彩花）がライブに来てくれた。

きくりは虹夏の姉”伊地知 星歌（いじち せいか）”（CV:内田 真礼）の大学時代の後輩であり、既に酒で酔っ払っていたきくりは星歌に絡んでいた。

さらにひとりが以前路上ライブをした際に、ライブチケットを買ってくれたひとりの女性ファン2人組もライブに来てくれた。

女性ファン2人組から「台風吹っ飛ばすぐらいかっこいい演奏を期待してますね！」と言われたひとりは嬉しさとやる気が満ちたことでおかしくなっていた。

ライブの本番直前となり他のバンドのライブを見に来た客も増えていたが、その客達は結束バンドのことをまったく期待していなかった。

その様子を見ていた結束バンドは気にしないようにしてステージへと上がっていった。

最初の挨拶で喜多は滑ってしまったが、ついに結束バンドの初ライブが始まった。

1曲目は結束バンドのオリジナルソング『ギターと孤独と青い惑星』を演奏していたが、ひとりは結束バンドの皆の演奏がいつもより下手になっていることに気づいた。

1曲目の演奏が終了したが客達の反応が悪いことに、結束バンドは気づいて空気がさらに悪くなっていった。

ひとりの女性ファン2人組が心配そうに結束バンドを見守る中、ひとりは心の中で（私達、演奏も曲もまだまだだ･･･けど、このままじゃ嫌だ！！）と叫び、ソロでギターを弾き出した。

ついにひとりは”ギターヒーロー”としての力を発揮し、その場の空気を一変させた。

ライブにいる全ての人がひとりのソロ演奏に驚愕している中、ひとりのソロが終了したと同時に結束バンドは2曲目のオリジナルソング『あのバンド』の演奏を始めた。

覚醒したひとりのギターのリードに虹夏とベース”山田 リョウ”（CV:水野 朔）、そして喜多は戸惑いながらも何とかついていった。

先ほどまでの演奏より圧倒的に上手くなったことに気づいた客達は、演奏が終了したと同時に大絶賛して結束バンドに拍手を送っていた。

3曲目の演奏も終了し、結束バンドは初ライブを無事に終えることが出来た。

その夜、星歌の奢りで居酒屋で打ち上げ会が行われた。

きくりも居酒屋に同席しており、リョウは酒を客に吹きかけたり泥酔しながら演奏するきくりのやばいライブを何故か褒めていた。

そんな中、星歌が結束バンドを褒めていたが、ひとりは『明日のジョー』のように灰になって燃え尽きていた。

「僕はもう燃え尽きたよ･･･」と『フランダースの犬』も混ざって灰になっていたひとりだったが、星歌から好きな料理頼んでいいと言われたので気を取り直していた。

ひとりは喜多が注文したお洒落な料理に対抗しようとするが、結局フライドポテトを注文した。

初めての居酒屋にひとりは喜んでいたが、中年サラリーマン達が家や会社で辛いことを愚痴りながら酒を悲しく飲んでいる風景を目撃した。

そこでひとりはバンドが成功せず、会社に勤めている自分の将来を想像していた。

仕事が出来なくて退職し、引きこもりになって酒を飲んでいる自分が想像出来たひとりは「ぎゃああああぁぁぁぁ!!!」と悲鳴をあげて倒れていた。

あまりのショックで顔が崩壊していたひとりだったが、喜多とリョウが紙やすりを使ってひとりの顔を整えていた。

『学園ハンサム』のような顔になったひとりは2人に感謝していたが、さすがに不憫に思った喜多が修正した。

喜多は自分の名前である郁代にコンプレックスを抱いており、そこを皆につかれた喜多は「私のフルネームは喜多喜多です･･･」とぼやきながら落ち込んでいた。

そんなことが起こっている中、先輩バンドマンであるきくりがひとりに「気楽に楽しく活動しなよ」とアドバイスをしていた。

星歌と”PAさん”（CV:小岩井 ことり）もきくりのアドバイスに賛同していた。

するときくりが星歌に”どうしてバンドを辞めたのか”を聞いたが、星歌は「･･･飽きたんだよ、バンド」と顔をしかめて答えていた。

ここでひとりは虹夏がしばらく戻っていないことに気づき探しに行くことにした。

店の外で涼んでいた虹夏を見つけたひとりは共に涼みながら話していた。

すると虹夏に「ぼっちちゃんが”ギターヒーロー”なんでしょ？」と突然言われたひとりは慌てだした。

誤魔化そうとしたひとりだったが、他にも証拠を突き付けられてしまったため自分がギターヒーローであることを認めた。

虹夏の憧れであったギターヒーローが自分であることに幻滅したのか聞いたひとり。

だが虹夏は「むしろぼっちちゃんで良かったと思った！」とひとりに答えた。

虹夏は自分には”本当の夢”があることを以前ひとりに話していた。

虹夏の母親は亡くなっており父親は家にいないことが多かったため、姉である星歌だけが虹夏にとっての”家族”であった。

当時バンドをしていた星歌が寂しがっている虹夏をライブハウスに連れて行った。

虹夏がライブハウスで幸せになっているのを見た星歌はバンドを辞め、虹夏のためにライブハウス”STARRY”を始めた。

虹夏の本当の夢は”お姉ちゃんの分まで人気のあるバンドになる”こと、そして”STARRYをもっと有名にする”ことであった。

虹夏の本当の夢を聞いたひとりは、バンドの危機をいつも助けてくれたことを虹夏から感謝されていた。

すると虹夏から”何のためにバンドをしているのか”を聞かれたひとり。

ひとりは「ギタリストとして皆の大切な結束バンドを最高のバンドにしたいです！」と力強く答えた。

それを聞いた虹夏はひとりがいれば自分の夢は絶対叶えられると確信した。

そして虹夏はひとりに「これからもたくさん見せてね！ぼっちちゃんのろっく･･･”ぼっち・ざ・ろっく”を！」と笑顔で言った。