スパイファミリーヨルに嫉妬するフィオナが可愛い！ネタバレありで21話感想とあらすじを紹介！

父”ロイド・フォージャー”またの名を”黄昏（たそがれ）”（CV:江口 拓也）が所属しているWISEで、あるスパイの女性が黄昏との合同任務を命じられていた。

その女性の名は”フィオナ・フロスト”（CV:佐倉 綾音）といい、コードネームは”夜帷（とばり）”。

表の仕事はバーリント総合病院で事務をしている。

フィオナは黄昏の長期任務であるオペレーション〈梟〉（ストリクス）を、妻役としてサポート出来なかったことを悔やんでいた。

そして合同任務を言い渡したWISEの女性管理官”シルヴィア・シャーウッド”（CV:甲斐田 裕子）に、フィオナは「フォージャー夫人が”リタイア”された場合は仕方ないですよね？」と不穏なことを言い残し去っていった。

フィオナには”ある野望”があった。

フィオナは娘”アーニャ・フォージャー”（CV:種崎 敦美）が先日、バーリント総合病院で忘れていた物を届ける名目で母”ヨル・フォージャー”（CV:早見 沙織）の元を訪れていた。

フィオナは隙あらばヨルから妻の座を奪い取ろうとしていたが、殺し屋であるヨルの身のこなしに隙はまったくなかった。

そこでフィオナはヨルが自分から妻を辞めたくなるように、「色々と大変でしょう、子育てにうんざりしませんか？」と言葉で間接的に責めていた。

しかしヨルは「アーニャさんといるのはとっても楽しいです！」と自然に答えていた。

そしてフィオナが「フォージャー先生、職場でいつもぼやいてましたよ。家の嫁はいつも」と言いかけていた時に、ペット”ボンド・フォージャー”（CV:松田 健一郎）を散歩していた黄昏とアーニャが帰宅してきた。

帰宅した黄昏はフィオナがいるのに気づき、WISEからの緊急の案件かと思っていた。

黄昏とフィオナは口の形と発音を分けてオペレーション〈梟〉のことについて話していた。

フィオナはこのオペレーション〈梟〉にヨルはふさわしくないと黄昏に計画の見直しを提案し、黄昏は「お前が口を出す話じゃない」と少し怒りながら答えていた。

一方、超能力で心を読んでいたアーニャはフィオナが黄昏と同じスパイであることに気づいていた。

しかしフィオナが（黄昏先輩･･･すき。すぅぅぅぅぅぅきぃーーーーーー♡♡!!!）と思っていたのを読んだアーニャは驚愕して固まっていた。

フィオナの野望は”黄昏のお嫁さんになる”ことであった。

改めてお茶にすることにした黄昏達であったが、フィオナを愉快な人と思っていたアーニャはうっかりココアをこぼしてしまった。

そのアーニャのドジを見ていたフィオナが、娘の強化は妻の役目であるため分単位でスケジュールを管理し知識と体術を徹底的に叩き込むべきと考えていた。

フィオナのその心を読んだアーニャは（アーニャこの母断固拒否！）と思い、ココアを拭いてくれたヨルに「ココア拭いてくれる母、世界一好き～」と抱きついて甘えていた。

ヨルはフィオナが黄昏達が帰宅する前に言いかけていたことに落ち込んでいたが、アーニャの言葉で嬉しくなり黄昏に「私、がんばります！」と言い気持ちを新たにしていた。

そんなヨルに黄昏は「ヨルは充分頑張ってるよ。だからアーニャもこうして懐いてる、それ以上に助けてもらうことはないよ」と笑顔を浮かべて答えていた。

フィオナは黄昏のその笑顔を見て作り物の笑顔だと分かっていたが、その黄昏の笑顔の中に微細な”本音”があることに気づいた。

そのことに気づいたフィオナは嫉妬で悲しくなり、雨が降る中フォージャー家を後にした。

黄昏はフィオナに傘を届けようと追いかけてきたが、フィオナがどこか様子がおかしいことに気づいた。

フィオナは涙を流していたが（今日が雨で良かった･･･この気持ちは隠し通す）と思い空を仰いで雨に感謝していた。

そしてフィオナは黄昏に合同任務の件を伝え、（次の任務で私の有能さを示し証明してみせる･･･あなたの妻にふさわしいのはこの私以外いないと）と心の中で決意し去っていった。

アーニャは就寝する前にボンドと一緒にTVアニメ『それゆけ！陸軍測量部クマさん軍隊！』を観ていた。

そのTVアニメで隊員のペンギンが銃で撃たれて殉職したのを観たアーニャは悲しみ、今日はペンギンの人形と一緒に寝ることにした。

しかし翌朝、ペンギンの人形は何故かボロボロになっているのを見たアーニャは悲鳴をあげ「ペンギンが死んでるーー！」と涙を流して悲しんでいた。

アーニャのことが大好きなボンドはペンギンの人形に嫉妬し、ペンギンの人形をボロボロにしていたのであった。

ボンドが犯人だと気づいたアーニャは「ボンドなんか大嫌いーー！！」と叫び、ボンドはショックを受けていた。

ヨルがペンギンの人形を直そうとしたが、さらにボロボロになってしまいアーニャは再び涙を流していた。

黄昏が新しいのを買ってやると提案するが、アーニャは「嫌だ！アーニャこのペンギンさんが大事だもん！父にもらったやつだもん！」と涙を流しながら答えた。

それを聞いた黄昏はペンギンの人形を直したが、縫い目が分かるためアーニャからフランケンシュタインと言われていた。

黄昏はアーニャに「エージェント”ペンギン”は平和を守る闘いで名誉の負傷をしたのだ」と教え、アーニャはその縫い目をかっこよく思い満足した。

そこにボンドがアーニャの大好きなピーナッツを持ってきてアーニャに謝罪をした。

謝罪を受け入れたアーニャは「アーニャも嫌いて言ってごめんなさい」とボンドに謝り、アーニャとボンドはペンギンの人形を交えて仲良く遊びだしたのだった。